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【新宿御苑のお土産】筆者が実際に訪れて見つけた厳選商品

これまでとは異なる生活スタイルで日々を過ごすことになった2020年。
去年までは春夏秋冬の色鮮やかな木々の移り変わりを見ながら、季節の変化を肌で体感をすることができていたのではないでしょうか。

「あ〜自然があるところに行きたい...」そう思って訪れてみたら、やはりとても良い場所でした。そう、それが新宿御苑です。

今回ご紹介するのは、筆者が2020年に実際に訪れて見つけた「新宿御苑」のお土産。少しでも緑がある場所に行きたいと考えている方こそ「新宿御苑」はおすすめしたいです。お土産として自宅に持ち帰ることができる商品には、"新宿"にまつわる歴史があることを知ったので、そちらも併せてご紹介します。

都会の喧騒が忘れられる新宿御苑

Photo by:Global Holiday編集部

今回新宿御苑に訪れた理由は、「自然に囲まれてリフレッシュができる場所が都内にないかな...」と考えたときにふと思い出したのが「新宿御苑」だったということです。

JR新宿駅の東南口出口から向かった「新宿御苑」へのアクセス方法は、タワーレコードのあるフラッグスビルを左手に橋を渡って直進する方法がわかりやすいはず。直進をしていくと"新宿御苑"の案内表示が見えてくるので、地図を読むのが苦手という方でも安心です。

簡単に新宿御苑の見どころ紹介

Photo by:Global Holiday編集部

春夏秋冬のうちで最も筆者が好きな時期は、桜が満開でピンクに染まる春。
新宿御苑内には、風景式庭園・整形式庭園・日本庭園の3種類の庭園がありますが、いずれの庭園においても桜の季節はその景色に圧倒されます。

1949年に一般公開がされてから現在に至るまで、国内・海外問わずに多くの人々が集う場所としてガイドブックにも掲載されています。また、ビンナン建築様式の「旧御涼亭」や、旧門衛所など歴史を感じることができる建築物が現存していることにも注目をしてみてください。お食事やお土産が購入できる売店もあるため、ゆっくりと庭園鑑賞をした後に施設に立ち寄るのがおすすめです。

【新宿御苑】
住所:東京都新宿区内藤町11番地
電話番号:03-3341-1461
開園時間:季節により変動あり(公式サイト参照)
休園日:毎週月曜日(月曜休日の場合は翌平日)/年末年始(12/29〜1/3)
特別閉園期間(期間中無休):春 3/25〜4/25/秋 11/1〜11/15
入園料:一般 500円
SNS:公式Twitter
公式サイト:一般財団法人国民公園協会 新宿御苑
 

宿御苑で購入可能なお土産

Photo by:Global Holiday編集部

早速、新宿御苑のお土産についてご紹介していきましょう。
庭園内には5箇所の売店があり、それぞれで飲食やお土産の取り扱いがありました。やはりお土産といえば、その場所でしか買うことができないものがベスト。

今回ご紹介するのは、いくつか見つけたお土産の中でも"新宿御苑らしさ"を感じるものだけを厳選してみたいと思います。

【新宿御苑売店情報】
施設名:新宿門売店、大木戸休憩所売店、レストラン売店、翔天亭売店、中央休憩所売店
営業時間:9:00〜16:00
定休日:新宿御苑の営業に準ずる
 

御苑菊花焼:皇室ゆかりの菊花がモチーフ

Photo by:Global Holiday編集部

限定品+新宿御苑らしさを求めるのであれば、"御苑菊花焼"が最初にお勧めをしたいお土産。新宿御苑の"御苑"とは、皇室が管理する庭園を意味しています。
皇室との関わりが深いことから新宿御苑では、"御苑菊花焼"というお菓子が販売されていました。

Photo by:Global Holiday編集部

生地はしっとり、異なる3種類の餡が入っているセットでした。
お茶請けにも丁度良い甘さだったので、和菓子のお土産をお探しであればおすすめです。そのほかにも"どら焼き"や"サブレ"などの販売もあったので、足を運んだ際にはチェックをしてみてください。

内藤とうがらし:400年の時を経て復活した伝統と歴史ある江戸東京野菜

Photo by:Global Holiday編集部

"内藤とうがらし"なるものを売店で見つけた筆者。
新宿で栽培されていた有名なトウガラシがあることを初めて知ると同時に、その歴史を調べていくと江戸時代には流通をしていた食材であったことを知りました。

当時は蕎麦の薬味として大人気だったそうですが、"鷹の爪"というライバルが出現したことによって"内藤とうがらし"の存在は徐々に弱まっていったそう。

なぜ今になってこの商品が新宿御苑で販売されているの?と疑問に思ったところ、2010年に「内藤とうがらしプロジェクト」が発足したことにより400年の時を経て復活したそうです。新宿御苑の住所にも"内藤"が含まれていることにも気づき、復活するべくして復活したトウガラシであるような気がしました。

Photo by:Global Holiday編集部

オンラインストアでの販売もされており、「内藤とうがらしポケット七味」、「スープミックス」、「内藤とうがらし缶バッチ」など、デザイン性も高くどれも気になってしまう商品ばかり。新宿御苑では出会えなかった商品と、オンラインストアで出会うことができました。

内藤とうがらしの歴史を知るにはぴったりの、『すずめととうがらし』(作者 :げんどう、絵:沢田真理)という素敵な絵本まで販売中!東京エリアによく足を運ぶという人でも、こういうお話を知らない人も多いのでは?

自宅で内藤とうがらしを使った料理をしながら、歴史についても学んでみてもいいかも。

【商品名:内藤とうがらし】
公式サイト:新宿 内藤とうがらし
オンラインストア:内藤とうがらしプロジェクト公式オンラインストア
 

本山茶:数量限定販売!徳川家御用達の歴史あるお茶

Photo by:Unsplash

美味しいお茶を見つけたのにもかかわらず、写真を撮り忘れてしまいました...

新宿御苑内で数量限定販売されていた"本山茶"は、創業大正5年に「海野金次郎商店」として創業をした本山製茶のこだわり抜かれたお茶。伝統の炭火焙煎技術をはじめとした技術と品質の高さにより、徳川家康公御用達の一品として愛用され続けてきました。

筆者が見つけた"本山茶"は、茶葉で購入することだけではなくペットボトル飲料もありました。新宿御苑を歩きながら"本山茶"を飲むというのもおすすめ。

お取り寄せが可能なのでオンラインストアもぜひチェックしてみてくださいね。

【商品名:本山茶】
公式サイト:本山製茶株式会社オンラインストア
 

新宿御苑と関わりのある飲料・ドリンク

Photo by:Global Holiday編集部

小豆島のオリーブサイダー:新宿御苑とオリーブの関係が深く関わっていた

徳川家康の家臣である内藤家の江戸屋敷の跡地に作られた新宿御苑。
実は新宿御苑となる前、1872年から「内藤新宿農事試験場」として開設した歴史を持ちます。

農業の近代化のため、国内外の農園芸や西洋農業技術の研究を行い、西洋野菜や果物、樹木などの栽培・育成が実施されました。その後、1879年に新宿御苑の土地が皇室に献納され、「新宿植物御苑」と名前を改め、皇室の御料地・農園となりました。

この時にオリーブやトマト、イチゴやリンゴなどが試験栽培されていた野菜や果物であり、それらが全国に広がり育てられました。その歴史にちなんだ商品が「小豆島のオリーブサイダー」。実は...筆者はオリーブ栽培が趣味なので、追々オリーブ特集を作ってみようかと考えています。

 

御苑ゆかりの国産まりこ紅茶:明治時代の新宿御苑との縁

ドリンクが入っている小さな冷蔵庫をよくみていただくと、赤いラベルの"まりこ紅茶"をみることができると思います。なぜこのような紅茶が販売されているのかを調べてみると....

新宿御苑が「内藤新宿農事試験場」という名前だった頃、オリーブ栽培と共に紅茶も栽培をされていたそうです。そして、紆余曲折があって静岡県の丸子という地で国産の紅茶が栽培されるようになり、現代に"まりこ紅茶"として人々の手に渡るようになったということです。

丸子紅茶のホームページからは、ペットボトル飲料ではなく茶葉での購入をすることができるのでぜひ。香り高い日本産の紅茶を飲んでみては?

【丸子紅茶】
販売元:丸子紅茶 村松二六
住所:静岡県静岡市駿河区丸子6775
電話番号:054-259-3798
公式サイト:丸子紅茶
注文フォーム:丸子紅茶注文書(PDF)
 

季節が変わったらまた行ってきます

Photo by:Global Holiday編集部

つい桜の花を掲載してしまいたくなるのは、やはり春の新宿御苑が好きだから。もちろん、年間を通じて美しい景色を鑑賞することができますが、桜を見るとなんだか落ち着きます。そして、「桜」というタイトルの曲を聴きたくなってしまうのです。

今回ご紹介した新宿御苑のお土産は、筆者が厳選した商品なのでほんの一部だけ。実際に足を運んでみると、限定商品も数多くあるので訪れてみてください。新宿駅からのアクセスが良いので、誰かとの待ち合わせ時間の前に少しだけよってみたり、リフレッシュをしたいなと思ったときに自然の緑を眺めて時間を過ごしてみては?

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